オーストラリアでお部屋を借りてみよう

2016年1月24日2020年5月16日

こんにちは、ゆるバックパッカーのkateです。
今日はオーストラリアでのお部屋の借り方。

最後にだいたいの家賃相場も載せました。ぜひ参考にしてください。

お部屋のシェアスタイル

オーストラリアでは一軒家や4部屋くらいのユニット（マンション・アパート）を借りて、数人で住むことがほとんど。
庭にBBQスペースがあったり、共有のプールやジムがあったりするのも日本とは違うところ。

オウンルーム

一人部屋にあたるのがこれ。
基本的にはリビング・キッチンは他の住民とシェアします。

Master Roomと呼ばれる部屋はシャワーとトイレが自分専用で使えます。
ただ、このMaster Roomは他の部屋より家賃が高めに設定されていることが多く、カップルや友達どうしでのシェアが多い印象。

ルームシェア

ドミトリータイプがこれ。一つの部屋を2人以上でシェアします。
人数で割るため、オウンルームよりも安く住めるのがメリット。シティに行けば行くほど、家賃が高くなるためルームシェアが一般的になります。

リビングシェア

部屋ではなく、その名の通りリビングにベッドを置いてそこで寝たりするタイプ。家賃は格安になりますが、プライベートがないのがネック。
カーテンで仕切っているだけだったりするので、夜でも明るくて寝れないことも。

日本語の掲示板

難易度低めなのが日本語の掲示板から探す方法。

• 日豪プレスで探す

• DENGON NETで探す（メルボルンのみ）

日本語の掲示板からだとわかりやすくて安心。
レント（家賃）は1週間の金額です！
お部屋を借りるまでの流れは以下のGumtreeでの探し方と同じです。

Gumtreeで探す

最初はGumtreeで探すの、英語でハードル高いかも、と思いますが大丈夫です。電話以外は慣れます！

お部屋はReal Estate

Gumtreeのジャンルの中からReal Estateを選びます。

オウンルームを探している人はFlatshare & Houseshareを選択。
シェアルームの場合はRoomshareに絞り込みます。

短期の場合はShort Termを選びますが、Roomshareのほうが掲載している物件数が多いので、載せている人に短期でもいいですか？と直接交渉してみるのもアリ。

どちらも含めて検索したい場合はReal Estateのまま、エリアを絞り込みましょう。
たまに掘り出し物件が見つかることも。

エリアを絞って検索

シティに住みたいのか、郊外に住みたいのか。仕事場や学校へのアクセスはどうか。
バスやトラムの路線を考慮しながらエリアを絞りましょう。

サバーブ名（エリアの地名）まで絞れる人は、周辺何キロまで検索に含めるか指定できます。

最初は土地勘がないですよね？そんなとき私は、エリアは大きなくくりにしておき、良さそうな部屋をピックアップしてgoogle mapで乗り換え時間を調べています。

用語解説

Rentは1周間の金額

Rent（家賃）の表記は1周間分です。
毎週払うところもあれば、2週間ごとまとめて払うところもあったりします。

Bondは保証金のこと

だいたい2週間分がBondと呼ばれる保証金になります。
部屋を出るときに何か破損があれば、このBondから引かれますし、何もなければ全額返ってきます。
ごく稀にBondがないことも。

Fully furnishedは家具つき

ベッドや机といった、一般的な家具がある場合はFully furnishedと表記しています。
Gumtreeで借りる場合は、だいたいがFully furnished。枕、掛布団などもついていることがほとんどでした。
一応、シーツは自分で買ったものを使っていました。

キッチンも、鍋やお皿が揃っているので、自分用に日本から持って来たりこっちで購入する必要はないです。

All bills includedは電気代や水道代も込み

rentの中に電気代や水道代も含まれている場合はAll bills includedと書いてあります。

家賃が他の家と比べて格段に安い場合、電気・水道代が含まれていない場合も。その際は使用分を人数で割って追加で支払います。

インターネットも込みかチェック

2016年現在、ほとんどの家にインターネットが普及しています。
契約プランによって日本のように高速のところもあれば、ちょっと遅いところも。
Unlimitedと書いてあれば容量の制限なしでインターネットを使うことができます。

Minimum stayは最低入居日数

これもオーナーによってまちまち。
2週間や一ヶ月が多い印象ですが、長期を希望するところだと、最低3ヶ月のお部屋も。

noticeは退去連絡

お部屋を退去するよ、という知らせをいつまでにするか？それがnotice。
だいたい2週間前のnoticeが多いです。

コンタクトをとる

気に入ったお部屋を見つけたら、inspectionと呼ばれる内見の予約をします。
Gumtreeに載っている電話番号にSMSを送りましょう。
つまり、オーストラリアの携帯電話番号が必要です。
たまにメールアドレスを書いているオーナーさんもいますが、電話番号にtextを送った方が返事が早いです。

ファーストコンタクトはだいたいこんな感じで送っています。

返事はtextで来たらラッキーと思っていて、たまにいる突然電話掛けてくる人には泣きそうになりながら対応します。笑

inspectionでチェックするところ

住環境は？

近くにスーパーマーケットがあるか、バスやトラムの駅は近いか、住むのに問題ないか見ながら家まで向かいましょう。

お部屋の広さは？

基本的にベッドと机、クローゼットが備え付けられています。
シェアルームの場合は自分が使える範囲がどのくらいなのか、荷物が置けそうかチェックしましょう。

シャワーとトイレは何人でシェア？

Master room以外はシャワーとトイレを他の人とシェアします。
トイレットペーパーは共用か、自分で用意するかも聞いてみましょう。

掃除の頻度は？当番制？

自分の部屋の掃除以外に、リビングやトイレの掃除はどうなっているか確認を。
オーナーさんが住んでいるところは、オーナーさんが掃除してくれていました。ただ、みんなで使う場所なので汚したり使った後は綺麗にしましょう。

洗濯機は自由に使える？

ほとんど自由に使わせえもらえます。
たまに、週1回だけ、とか1回2ドルね、なんていうオーナーさんもいます。
乾燥機はそこまで普及していない印象があります。電気代が高いのと、日本よりも乾燥しているからでしょうか。

傷があれば写真に撮っておく

最初からあった傷は写真にとっておくと、部屋を出る時に」私がつけたものじゃないよ」という証拠になります。

電源の位置やwifiの入りやすさは？

これをチェックすることで、寝ながらネットができるかが決まります。笑

問題なければ契約！

ここに住みます！と決めたら契約。日本のように書面で契約したことはありません。

• いつから住むか
• 期間はどれくらいか

をお互い確認して、引っ越し当日までのやりとりはtextで、ということがほとんどでした。

レントの支払い方は？

現金で直接手渡しのこともあれば、銀行に振り込みのこともあります。
振込の場合は振込先の間違いがないよう、書面でもらう（メモに書いてもらう、textで送ってもらうなど）ようにしましょう。

引っ越し当日

何時頃行くか知らせておく

鍵を持っていない状態なので、事前に何時頃に着くかオーナーさんに伝えておきます。

シェアメイトに挨拶

Inspectionの時に居なかった人とはじめて会うことも。
簡単に自己紹介しましょう。

友達に車を出してもらうとらくちん

スーツケースやバックパックひとつで移動できますが、やっぱり車で移動できると体力的に楽です！

お部屋を出るときは

noticeは期限通りに

オーナーさんも次の住人を探さなければいけないので、部屋を出ますという連絡は最初に確認した期限前に知らせましょう。
その時に、Inspectionに来てもいい日や時間も伝えておくと親切ですね。

掃除をしよう

当たり前ですが、使ったお部屋を出るときにはきちんと掃除をしましょう。
綺麗にすることでBondも返ってきやすくなります。

Bondを返してもらう

日本で言う敷金にあたるBond。何も問題なければその場で返してもらえたり、後日銀行に振込みになることも。

Bondを返してもらえなかったら

残念ながら、ボンドを返そうとしないオーナーもいます。
お金がないとか、うだうだ言って。

その際にはしかるべき場所に連絡しましょう。
NSW州ではTenants Advice and Advocacy Servicesがその役割を担っているようです。

コンタクトはこちらから。
通訳が必要であれば 131 450 に電話してください。と書いてあります。

あとは、Residential Tenancies Authority(RTA・住宅賃貸借協会)もボンドの返金に関するトラブル対応をしている様子。

困ったときには相談してみてください。

家賃相場

2016年1月現在のオーストラリア、私が調べただいたいの家賃相場です。
家賃は1周間分です。

もちろん、この限りではありません。
私の同僚で、「ブリスベンの郊外、夫婦二人で週170（シャワー、トイレはシェア）」という格安物件に住んでいた人も。

家賃の安さで言えば郊外がおすすめになります。
ブリスベンでいえばSunny bank、Cannon Hillあたりから家賃の安い郊外ゾーン。
ただし、比例してシティに出るバス代もかかるようになりますので、（私は1〜2ゾーンの移動で、バス代だけで月100ドルほどの出費でした）自分で車やバイク、自転車といった交通手段を持っているか、職場が近くにないと交通費がかさみがちです。

ここ合わないかも、と思ったらすぐに引っ越し出来るのがオーストラリアのいいところ。
日本のように敷金・礼金・家具に悩まされることなく移動できるので、せっかくの機会だからとあちこち移動してみるのも楽しいと思います。

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