【忙しい人ほど受けよう】健康診断でがんの手前が見つかった話
こんにちは、kateです。
自分でも驚きなのだけれど、タイトル通り
「がんの一歩手前」である「高度異形成」が見つかりました。
今まで大きな病気もせず30代後半になり、なんとなくずっとこのまま健康なんだろうな、と完全に油断していました。
きっかけは今年の健康診断
婦人科の子宮頚がん検査結果に、「ASC-US」との表記が。
これは何か異常がありそう、というマーク。
社会人になってからほぼ毎年健康診断は受けていて、今までNILM以外の判定を貰ったことは無かったので、
「何か悪いのかな」「再検査かよーーー」っていうショックと不安がありました。
再検査の流れ
生理中ではないタイミングで婦人科へ行きます。
私は健康診断の結果をもらって1ヶ月くらいで行きました。
個人的には婦人科へ行く事に抵抗がなく(おりものの異常とか、何かあったらすぐに行くようにしています)
ただ、子宮頚がんの再検査はコルポスコピー検査もできる婦人科に最初から行く方がベターです。
子宮頚がん検査はどこの婦人科でも出来ますが、コルポスコピー検査に関しては記載がなかったりあまり多くない印象。
なので私もいつもの婦人科とは別のところへ行く事にしました。
東京都だと、ここからコルポスコピー検査ができる婦人科を見つけられます。
https://doctorsfile.jp/search/mp136_pf13/
まずはHPV簡易検査
子宮頚がんって、すぐに癌になるわけではなく、
HPVウイルス(ヒトパピローマウイルス)に感染することによって癌化していく、というメカニズムがわかっているので、
まずはこのHPVウイルスに感染しているか調べました。
HPVウイルスがいなければ問題なし、もしウイルスがいれば細かく再検査、というスクリーニングになります。
この簡易検査は子宮頚がん検診と同じく、ほぼ無痛でした。
初診料も含めて6,000円くらいでした。ご参考まで。もちろん健康保険使えて、3割負担の金額です。
HPV簡易検査の結果、陽性
10日ほどして、結果を聞きにいくと
ハイリスクタイプがいることが発覚。
まじか。。
HPVウイルス自体は100種類以上ある、ごくごくありふれたウイルスなのですが、
子宮頚がんを起こしやすいハイリスクタイプは12種類ほど。
その中の、16型に(+)が。
発がん性になりやすく、進行も早めのウイルスとのこと。
まじか。。。。
でもね、ウイルスがいるものは仕方ない。
いまの自分の身体がどんな状態なのか、知るのも怖いけど放っておくほうが怖い。
なので、次なる検査、コルポスコピー検査を受けることにしました。
コルポスコピー検査で状況確認
コルポ診とも言われる検査で、子宮内の観察と、生体といって患部のサンプルを取ります。異常のある箇所がわかりやすいように、酢酸をつけるのですが、それはちょっと沁みました。
あと、生体3ヶ所取ってもらった時に
一瞬チクっとした時がありました。が、全て痛いわけではないし、ずっと痛みが続くわけではないのでご安心を。
止血するまで30分ほど休んで、止血の確認をして、その日の検査は終わり。
検査自体は15分くらい?そんなにかからず終わるのですが、止血確認に時間がかかるので1時間半くらいかかったかな?
おりものにうっすら血が混ざるのは3日程度続いて、もちろん抗生物質も処方してもらえました。
このコルポ診も、生理中は受けられないので仕事とのタイミング合わせるのが難しかった、、
私が行っているお医者さんは受けられる日・時間が決まってるので予約して受けました。
こちらは9,000円弱。
あと、検査後は運動は控えるなどちょっと身体を労ってあげるようにしてください。
子宮って内臓なんだなぁ、ってしみじみ思います。
コルポ診の結果、高度異形成と判断
1週間後、結果を聞きに行って驚き。
調べれば調べるほど良くない結果が続く。
健康診断のときはASC-USってちょっとした不調だと思ってたのに、、
生体検査を行った結果、高度異形成と。
なんとなく、軽度異形成あたりでしょう、と先生とも話していたこともあり自分でも驚きでした。
癌になる前に手術をお勧めします、と。
いま手術しておけば、子宮を摘出する必要もないし、妊娠・出産も可能です、と。
手術はここより大きな病院、大学病院で行うことになるので、その場合は紹介状を出しますよ、と。
正直、理解が追いつかなかったのですが
手術は受けた方が良いだろうな、という直感だけは働いたので
手術受けようと思いますので、お願いします、とお伝えしました。
想像していたよりも全く良くない状況で、呆然とはしたままでしたが
淡々と、でもいま見つかって、ちゃんと再検査を受けにきてますし、まだ癌じゃないので治療していけば大丈夫ですよ、と先生が言ってくださったのがありがたかった。
男性の先生なのですがある程度こちらの痛みにも気を遣ってくれますし、私には相性が良い先生で安心して通っています。
(男性には無い臓器だし、どれくらい痛いかなんて、想像するしかないんだから、男性医師は大変だと思う)
そして、高度異形成ということで治療をしていくためにも、どのウイルスがいるか再度HPVジェノタイプ検査することに。
これも子宮頚がん検診みたいにおりもの取るだけなので、ほぼ無痛です。
が、とにかく「高度異形成。。」「がんの一歩手前。。」が頭の中でぐわぐわして、
言われるがまま座りぼーっとしたまま終わった、というのが正直なところ。
この日のお会計は7,000円ほど。検査すると高いね〜
HPVジェノタイプ判定と、紹介状
また1週間後、検査結果と紹介状を受け取りに。
やはり結果はHPVウイルス16型。ハイリスクタイプ。
簡易結果でも16型だったので、もう何も驚きもなく「やっぱりね」という感じでした。
大学病院への紹介状と、生体検査のプレパラートも受け取り、次は大学病院を受診します。
結果と紹介状で1,000円ちょいでした。
これから
再検査の初診からここまで、2ヶ月弱です。
わりとスムーズに検査をこなしていけましたが、生理と仕事の予定をパズルのように組み合わせていくのがちょっと大変でした。
いまの会社がフレックス制だったり、半休も取りやすかったのでまだ助かったな、と思います。
今後は大学病院での再検査・必要によって手術になっていく予定です。
本当に、働き盛りで仕事もモリモリ頑張ってる世代だからこそ、
健康診断も、そこで異常があったら再検査を受けて欲しいです。
放っておいても何も良い事がないので。
異常が少なければ、あー良かった、って安心するだけ。
私はこの色々な検査が終わったら自分にご褒美あげようと思っています。
生きてておめでとう、って感じで。
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