手取り18万円OLでも100万貯める貯金術【貯金はシステム】

2020年5月29日

みんな気になる、お金の話をします。貯金がなければ、仕事を辞めて長期の旅には出られなかった。
私は3年で200万近く貯めました。これは10年くらい前、都内一人暮しをしていた時の貯金術です。

大切なのは貯まるシステムを作ること。

大丈夫、お金は貯められます!

一ヶ月の内訳

手取り18万円

  • 家賃 68,000
  • 水道 2,000
  • 光熱費、電話代 25,000
  • 食費 15,000
  • お小遣い 20,000
  • 貯金 50,000

余った分を貯金に回すのではなく、最初から決めた額を貯金する。
なかったものと考えて生活するのがポイントです。

最初に無理して高い目標を設定するのではなく、頑張ればできそうな範囲から始める。
達成できたら貯金額を増やしていく。
この繰り返しです。

最初は月3万円から始めて、慣れたら月5万円を貯金に回していました。

目標額を決める

何のためにお金を貯めたいのか。
漠然と貯金を増やしたいな、と思っているよりも、具体的な目標を立てることをおすすめします。

私はまず100万円貯めることを目標にしました。
これは、将来結婚するときにドレス代くらいは自分で出せるようにしたいし、何かあっても100万円あればなんとかなるだろう、との見込みからです。

100万円を無理なく貯めるにはどうしたらいいか?

月に3万円なら貯められるだろう。と考え、

  • 100万円÷3万円=2年8ヶ月

3年後に100万円を貯めよう。
という具体的な目標に至りました。

この時、100万円貯めるのに3年もかかるのか!!!!給料低すぎ!!!!とショックを受け、収入を増やせないかと考えました。
副業する余裕もなく、転職する勇気もなく、そのまま同じ会社で働き続けましたが、

あの時転職するべきだったよな、とは思っています。

収入を増やすのが、貯金スピードを上げる一番の方法ですから。

銀行口座は3つ持つ

  • 給与が振り込まれる口座:みずほ銀行
  • 貯金用の口座:新生銀行
  • カードなどの引き落とし用の口座:三井住友銀行

みずほ銀行は会社の指定で作りましたが、ほとんどお金は入れていませんでした。

貯金用の口座は引き出さないことが重要です。着実に増えていく残高を見ると、これだけ貯まった!来月も頑張ろう!というモチベーション維持に繋がります。

我慢するだけでなく、目標を達成できている、この気持ちが貯金を続けていくうえで大切です。

給与の引き出しは月に一回のみ

ちょこちょこ引き出していると、つい使い過ぎてしまうので、月に一回のみにしました。

それ以降はATMには近寄りません!

うっかり時間外手数料なんて取られたらたまりませんからね。18万円を一気に引き出し、小分けの封筒に入れていきます。

私が用意していた封筒は

  • 家賃(70,000円)
  • 貯金(50,000〜30,000円)
  • 引き落とし口座用(25,000円)
  • 食費(15,000円)

お小遣いの20,000円はそのままお財布へ。

貯金用、引き落とし用はその日のうちにそれぞれの銀行のATMへ行って即預け入れ。
毎月多額の現金を持ち歩くのはドキドキでした。気をつけてください。他行への振込手数料が無料なら良かったのですが、私のみずほの口座ではそんな事はなかったです。

財布は二つ持つ

食費の財布と、お小遣い用の財布を分けました。

食費の財布から出すもの

  • 平日のランチ代
  • スーパーでのお買い物

平日のランチは自分で作ったお弁当か、コンビニか、スーパーのお惣菜でした。

ランチで外食すると一回千円くらいかかってしまうので、ほとんど行きませんでした。
ちなみにコンビニで買っていた物はカップ麺とおにぎり、カップ麺とパンなど200〜300円の間でした。これはちょっと貧乏くさいし栄養バランス的にも健康に悪い。

お小遣い用の財布から出すもの

  • 友達とご飯
  • 会社の人と飲み会
  • 日用品
  • 化粧品

たまに友達とご飯に行くような息抜きは私にとって心の贅沢!
突発的に発生する会社の飲み会はお小遣い用の財布の残高によって、行けたり行けなかったり。

食費は週予算でやりくり

食費は月に15,000円と決めていました。

一ヶ月を5週間と考えて、週3,000円ずつ食費の財布に入れます。
余れば食費余り分の封筒に入れて、お米や調味料を買うとき用にストック。毎週給料日がくるような感覚でしたし、いかに3,000円内に収めるか、ゲームみたいでした。

それに、毎週同じ額が使えるので給料日前でキツイ!なんて事もなくなりましたし、むしろ月末は2週間分使えるので全く困りませんでした。たまにスーパーでお寿司を買って食べたり。

そんな感じで毎月最低でも3,000円は余りが出ていました。
一度もっと予算をぎりぎりにしたことがあったのですが、常にやばい、きつい、お金ない、と心の余裕がなくなり、ストレスになってしまったのです。

そこで一ヶ月15,000円とわざと少し余裕を持たせました。

結果、自分の食べたいものは食べられるし、食材の高騰にも対応できました。プールしていた食費の余り分が3万円くらいになったら、これも貯金に回していました。

引き落とし用の口座でも貯金する

毎月支払うもの、例えば電気代やガス代、携帯代は全てカード払いか引き落としにしました。そして引き落としの口座は一ヶ所にまとめています。

電気代は口座引き落としだと毎月50円割引だったので引き落としに。
水道代のみ、大家さんの希望で家賃と一緒に2ヶ月ごとの振込でした。2ヶ月で3,000円くらい。

実際に払う額は

  • 電気代 3000〜4000円
  • ガス代2000〜3000円
  • 家のネット+携帯 13000円

くらいでしたが、毎月25000円入金。

毎月5000円くらい余ります。
余った分は自動的に貯まっていきます。

そうしてお金を口座にプールしておけば、冬や夏に電気代が5000円を超えても焦りません。
基本的に私は残業が多く、ほとんど家にいなかったので電気代が安く済みました。電気代が2000円代のことも。

そしてこのプールしていたお金は、年末年始やお盆の時の実家に帰る旅費(2万円くらい)に充てていました。

半年で2万円以上貯まるので、帰省の時期もお金に悩まされることはありませんでした。

携帯代はこまめに見直すべき

最近はMVNOと呼ばれる、大手キャリアの電波を利用した格安キャリアが出てきていますよね。
毎月大きな額が出ていくのが携帯代とネット代。当時は自宅に光+スマホで、実家と家族割しても13000円で、じわじわと苦しめられていたのを覚えています。


長期の旅行から帰国後しばらくして一人暮らしを再開し、家用にポケットwifiと3GBのMVNOで月5,000円程度で乗り切っていましたが、コロナの影響で3GBでは足りなくなり、プランを変更しています。

いまのSIMのおすすめは私も使っているBIGLOBE MOBILE。

エンタメフリー・オプションが申し込みから半年間無料なので、You TubeやAbemaTVで動画を見るのも、Google Play Musicなどで音楽を聞くのにも通信量ノーカウント

この自粛生活ではめちゃめちゃありがたいです!!!

 

クリスマスは4ヶ月前から準備

帰省は問題なくてもクリスマスの分まではお金がありません。
なので月5,000円ずつ、食費の余りやお小遣いの余りなどでクリスマス貯金をしていました。

2万円ほど貯まればディナーやプレゼントの足しにもできるからです。
それに、クリスマスだからといって毎月コンスタントに続けている貯金ができないのは悔しいので、5万円が3万円に減っても貯めることは止めませんでした。

ボーナスは半分貯金

全額貯金はちょっと寂しい。
かといって一カ月分ももらえないことが続いていたので、せめて半分は貯金に回すことにしました。
ただ、こういったルーティーンの流れに慣れるとそれなりにお金の使い方も上手になってくるのか、全くボーナスに手を付けずに貯金に回すことも数回ありました。

個人保険には入らなかった

もし、あなたが正社員の一人暮らしなら保険は必要ないと思います。
これは、今まで大きな病気をしてこなかったからこそできる、無責任な発言かもしれません。

結婚している方、お子さんがいる方は将来への備えとして必要だと思いますが、私の場合は自分一人暮らせればいいので健康保険で十分。
意外と知られていませんが、もし3日以上入院することになった場合、傷病手当金といって給与の2/3が支払われることになっています。

これは

  • 怪我や病気で仕事に就けない状態
  • 連続3日間を含み、4日以上仕事に就けない
  • 休暇中に給与の支払がない

ことが条件になります。

そこで私は、もし入院したとして

- 有給休暇がとれるのであればもらえる給与に変化はない
- 3日以上なら傷病手当金が受け取れ、給与の2/3はもらえる
- 高額医療費制度を使えば自己負担も少ない

このあたりを考えて個人保険には入らないという結論に至りました。

どうしても入りたい、という場合は私なら都民共済に入ります。
月額も安く、余剰金は返ってくるからです。

まずは50万円を貯める

将来的には資産運用してお金に稼いでもらいたい、そう思いましたが、そもそも手持ちが少ない。
すぐに使う予定はないけれど、金利の良い定期預金に入れられるほどの額も溜まっていない。

つくづく、お金持ちがさらにお金を増やせる世の中です。

まずは50万円を短期目標にして、貯まったら新生銀行の二週間定期に入れました。

窓口で二週間定期の口座開設をしようとすると100万円からの入金ですが、ネットから申請すると50万円から作れます。

今は0.1%しかつきませんが、当時はまだ0.25%の金利がつきました。今でもすぐに使う予定のないお金はそのまま二週間定期を使っています。

もし今から始めるなら、4万円を貯金に、1万円をセゾン投信にすると思います。
投信は5年は引き出さないつもりの、長期戦で。
当時は元本割れが絶対に嫌で挑戦しませんでしたが、長期で保有すれば元本割れのリスクも減ります。月々4万円貯められれば、普段の暮らしの備えとしては充分だからです。

投資本を読んだり、いろいろ調べた結果、私のような少ない額の投信はセゾン投信が一番良さそうでした。

 

 

貯金はあなたが頑張った証

いかがでしたか?
手取りが少ないからといって、貯金できないことはありません。

やりたいことがあるから。将来が不安だから。結婚資金にしたいから。
理由やきっかけ、ゴールは人それぞれ。自分が頑張った分だけ効果があらわれるのが貯金。

思ったときから始めるのが、結果的に一番貯まるスピード早いです。

私も、このシステムを作るまで全然貯金出来ませんでした。
正直、貯金なんて20万くらいでした。

それでも、お金を貯めることができたし、その時頑張って貯金をしたからこそ、旅ができました。
我慢もしたけどお金を貯めてくれた当時の自分に感謝しています。

長い文章読んでくれてありがとうございます。

。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。

ブログランキングに参加しました!応援おねがいします♡


人気ブログランキングへ

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。.。・.。*゚+。。